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Channel: 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba
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JAL問題で隙を突いてくる頭が固い方々へ

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先般掲載しましたJAL問題、なにやらオツムの固い方々の間でにわかに炎上しているようです。真剣を模擬刀だと虚偽の申請をした町井の方がおかしい。虚偽の申請をした時点で犯罪だ。もっと早く余裕を持って空港に行けばいいだけだろ。等々、様々なご意見、迷言が出ているようですが、よくよく考えて下さいね。ごちゃごちゃ論点からずれたことを言われる貴方!これまでの人生で、時間に追われたことは全くないのでしょうか?JALが刀剣の取り扱いに非常に頼りないことは先にも述べたとおりです。全てを記載しておりませんでしたが、あの日も日本美術刀剣保存協会からの審査物件引き揚げの都合で、多くの刀剣を携えていました。これらを携行して空港に行けば、研修中の職員などに出くわした際には、高確率で搭乗すべき飛行機に乗れないことを予想した僕は、15時頃にそれら多数の刀剣を自宅に向けて発送しています。それほどまでにこれまでの経験上、JALは信用ならないからです。真剣全てを送ることができれば問題も起きなかったのでしょうが、模擬刀ではできない稽古というものがあります。そう、試斬稽古です。稽古上、どうしても必要だった真剣一振りのみ、こればかりは携行して関西へ戻る他無かったわけです。時間的余裕がたっぷりあれば、JALのとんでもない刀剣預かり対応にも付き合うのですが、あの日は大阪で門弟達が僕の直伝稽古を待っていました。荷物預け入れの際、「真剣です。」とはじめから言えば良かった、それが正しいことは理解できています。しかし、悲しいかな経験浅そうな若いJAL職員にでくわしてしまったわけです。咄嗟に、これじゃまた搭乗手続きに時間を割かれるぞと危険を感じたので、スムーズに搭乗手続きができる方法を選ばざるをえなかったのですよ。中身を模擬刀と言わず、木刀類だと押し切ることもできたわけですが、ターンテーブルに真剣が流れることは流石に宜しくないので、高級模擬刀と言うことで、念のため銃砲刀剣箱に入れて施錠してもらい、伊丹空港で手渡し受領してもらう方法を選びました。ここの善意と真剣を携行する際の責任を放置していない心を、ネット上の文字だけで汲み取ることができる人は少ない。案の定虚偽の申請をするなんて、町井はおかしいと騒ぎ立てる方々が現れています。別にどうでもいいんです。おかしいだのあほだの一流派の長として相応しくない行動だの言われても。あの時の僕は、僕の直伝指導を楽しみに待っている門弟達に、一分一秒でも多く稽古をつけてあげたい気持ちでいっぱいでしたから。雲霞食べて生きているわけではありません。門弟達からは汗水たらして稼いだお金を頂くわけですから、僕はその気持ちに真摯に応えたいと思ったわけで、これはこれで門弟に対する僕の礼儀なのです。それを他人にとやかく言われる筋合いはない。結果的に初期の段階で、刃先触診の確認を求められましたので、素直に真剣であることを告げなおし、登録証も提示しました。この時点で正規手続き開始です。ここまでは頭の固い方でも理解できますよね?それなのに刀剣とは何のゆかりもない、銃砲預け入れの手続きを強いられ、これは銃砲の手続き用紙であって、刀の預け入れの手続きとは異なることを、何度も言葉丁寧に諭したわけです。はじめからキレキレで粗雑な言葉を発していたわけではありません。登録証を提示されたら、それを目視して、速やかに銃砲刀剣箱に入れて施錠すればいいだけなのですよと、手順も教えたのですが、JAL職員は客の言葉を信用しないのか、いちいち上司に確認に行く。上に確認を取る行動は悪いことではありませんが、真剣であれ、模擬刀であれ、箱に入れて手が届かない機内貨物置場におくわけですから、搭乗手続き時間を短縮するのが最善策だと思うのです。機内に手荷物として携行させてくれと間違った指示をだしているわけではないのですから。そうやって何分も待たされた挙句、不慣れな職員と刀剣への間違った認識のために、搭乗予定の飛行機に乗れなくなっ続きをみる

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